犬の混合ワクチン接種|ファニメディック動物医療グループ

犬の混合ワクチン接種

ウイルスによって引き起こされる伝染病の中には、死亡率が高いもの、治療が困難なものもあり、またレプトスピラ感染症は犬だけでなく人にもうつる病気です。これらの伝染病から愛犬を守るためには、ワクチン接種による予防が有効です。ワクチンには病気に対する抵抗力(免疫)をつける効果があります。

犬のワクチンの紹介

犬6種ワクチン……7,150円 ①~⑤の感染症を予防できます。

犬8種ワクチン……9,350円 ①~⑥の感染症を予防できます。

※料金は税込み表記です。
※病院により一部料金が異なります。

①犬ジステンパー

目やにやくしゃみ、咳といった呼吸器症状や下痢などの消化器症状、時には神経症状を呈して死に至ることもある疾患です。

②犬パルボウイルス感染症

重篤な嘔吐や下痢を呈し、特に子犬では死亡率の高い疾患です。

③犬アデノウイルス感染症

呼吸器・肝臓にトラブルを起こし下痢・嘔吐・食欲不振がみられます。目が青くなることもあります。(Ⅰ型・Ⅱ型の2タイプあり)

④犬パラインフルエンザ

咳・鼻水・くしゃみなど呼吸器症状がみられます。

⑤犬コロナウイルス感染症

主に腸炎を起こし下痢・嘔吐がみられます。

⑥犬レプトスピラ病

腎臓や肝臓が悪くなり皮膚や白眼が黄色(黄疸)くなります。人獣共通感染症のため注意が必要です。(イクテロヘモラジー型・カニコーラ型の2型あり)

子犬への接種

病気の種類により異なりますが、生後2~4ヶ月齢頃までの子犬は母親ゆずりの免疫を持っている場合があります。この免疫を持っている間は、ウィルス性疾患にかかりにくいという利点がありますが、同時に、この間はワクチン接種をしても効果を得にくい時期でもあります。子犬のワクチン接種は、この母親ゆずりの免疫がなくなる時期を待っておこなわなければなりませんが、その時期には子犬によって個体差がありますので、2~3回あるいはそれ以上のワクチン接種をする必要があります。これらの病気を防ぐ為のより確実な接種時期は獣医師にご相談ください。

成犬への接種

初めてワクチン接種をする場合は4週間隔で2回の接種が必要ですが、以降は毎年1回の接種で感染あるいは発病を防ぐために必要な免疫が得られます。