犬の去勢・避妊手術
不妊手術を行うことで様々な病気の発症リスクを抑えることができ、また問題行動の予防・改善にもつながります。
不妊手術の特徴
去勢手術により得られるメリット
・攻撃行動やマーキング行動の軽減
・男性ホルモンに関連した以下の疾患の予防・治療
・精巣疾患
・前立腺肥大
・肛門周囲腺腫
・会陰ヘルニア
・その他
去勢手術は1泊2日の入院となります。
避妊手術(卵巣・子宮摘出手術)にて得られるメリット
・卵巣疾患(卵巣腫瘍や性周期異常)の予防・治療
・子宮疾患(子宮蓄膿症や子宮腫瘍)の予防・治療
・乳腺腫瘍の発症リスクの低下
・女性ホルモン関連性疾患(糖尿病や脱毛症、その他)の予防・治療
・発情のストレスからの解放
・望まない妊娠の防止
避妊手術は小型犬1泊2日・大型犬2泊3日の入院となります。
手術前検査
当グループでは、手術前検査によって、健康状態の把握、基礎疾患の有無の確認をしっかりと行い、 麻酔リスクの判断、安全性向上に努めます。
- 問診
- 身体検査(視診、触診、聴診)
- 血液細胞検査 :WBC、RBC、PLT 他
- 血液生化学検査:TP、ALB、ALT、ALP、BUN、GLU、CHOL、NH3
- 胸部レントゲン検査
- 腹部レントゲン検査
- 腹部超音波検査
腹腔鏡でも行うことができます
千葉どうぶつ総合病院、南東京動物医療センターでは、不妊手術を腹腔鏡でも行っております。
傷が小さく痛みが少ないことから、術後の回復が早く、動物たちの身体に負担が少ないことが特徴です。
詳しくは診察時にご相談ください。
不妊手術料金
「術前検査・全身麻酔・術後管理・入院」には周術期管理から入院期間中治療、術後処方薬など手術以外の避妊去勢に関わる全ての医療費が含まれます。
※料金はすべて税込み表記です。
※病院により一部料金が異なります。